日帰り登山のステップ1、小屋泊のステップ2を経て、
ついに、テント泊を目指すステップ3に辿り着きました!
テント泊は、必要な用具も多く、背負う荷物も重くなるので、
慎重に準備を進める必要があります!
登山ステップ3:テント泊攻略の流れ
さて、脱初心者を目指す登山ステップもいよいよ最終段階のステップ3となってきました。
ステップ3はテント泊がテーマとなりますが、用具の購入や事前準備など、これまでよりもボリュームが大幅増加します。
全体像としては次のとおりとなりますが、数回に分けてまとめていきたいと思います。
- テント購入〜モンベルで購入
- ザックの新調〜オスプレー・イーサーAG60を購入
- テント泊演習〜旭岳青少年野営場
- テント泊実践〜裏旭野営指定地
- テント泊実践2〜白雲岳避難小屋テントサイト
テントの購入
高額商品の山岳用テント
当たり前ですが、テント泊をするには、テントが必要です。
しかし、単にテントであれば何でもよい訳ではなく、世の中には登山に適したテントがあります。
レジャーで使うような一般的なテントは汎用性があり、魅力的ですが、登山に使えるか、となると不安要素が多いです。
では、どのような点で選択のポイントとなるのか、まとめていきます。
商品選択のポイント
- 登山専用テントか?
- 初心者に優しいテントか?
- お財布に優しいテントか?
登山専用テントか?
登山のテント泊では、厳しい風雨にさらされることもあります。
このため、一般的なレジャー用テントでは対応できない場合があります。
登山専用のテントは、そうした登山ならではの対策がバッチリとられており、安心して使うことができます。
初心者的には、安全・安心なものが一番ですので、登山専用品を選択すべきと考えます。
初心者に優しいテントか?
登山専用テントは、レジャー用テントと異なり、登山特化商品なので、取扱いが特殊な点があります。
身近に尋ねることができる環境があれば、経験者に取扱いを聞くのが一番ですが、そういう環境ではない方にはネット情報が重要になります。
そうした情報が充実しているか?という点は初心者にとって大事なポイントでしょう。
お財布に優しいテントか?
登山用品は全般的に高価なものが多いです。中でもテントは相当な金額がかかります。
命がかかっているといるので、ケチることは避けるべきですが、初心者的には継続面で不安もあるので、できるだけ安価な商品が望ましいです。
商品の候補
登山用テントは、多くの登山用品メーカーが取り扱っています。
など、数え上げればキリがありません。
また、それぞれのメーカーで商品ラインナップがあるため、初心者には選択が難しい状況です。
ラインナップは
- テントの構造
- テントの形
- テントの大きさ
などで変わってきます。何を重視するかで商品選択の範囲が定まってきます。
購入決定!
私の場合、登山用テントの購入自体が初めてで、何を選んで良いのかまったくチンプンカンプンでした。
ということで、ネットで情報を収集しながら、実店舗で現物を確認しやすいモンベル製品にターゲットを絞り、検討を進めることにしました。
一口にモンベル製と言っても、
・ステラリッジ
・クロノスドーム
・マイティドーム
など、多くの種類があるのですが、山岳用として最も定番で、ネット情報も多いステラリッジを選択することにしました。
このタイプは、
- 構造→レインフライが本体と別になっているダブルウォール
- 形 →長方形の短辺に出入口
になっており、大きさは1人用の「1」から最大で「6」までバリエーションがあります。
一番軽いのは最も小さな「1」ですが、私の場合、子供と登山することを念頭に、2人用となる「ステラリッジ2」を購入しました。
ちなみにレインフライのカラーは青にしました!
黄色や白など4色のカラバリとなっていますが、山でのカブリを考えて、青にしました。
そのほか、地面からの保護用にグラウンドシートも購入しました。
購入金額
購入当時の金額は忘れてしまいましたが、現在の価格では
- ステラリッジ2 ¥36,300
- レインフライ ¥17,600
- グラウンドシート2 ¥5,390
締めて59,290円と結構な高額となります。
購入当時は、まあ、10泊すれば、1泊当たり6000円弱なのだ!
と思って、気持ちの平静を維持するよう努めた、そんな気がします。
まとめ
私の場合、手にとって商品を直接見て購入したい、という希望が強かったので、モンベル製品を選択することにしましたが、どのメーカーでも、一長一短があるので、どれを選択するかは人それぞれかと思います。
まずは、ステップ3テント泊に向けて、最も重要なテントの準備は整った状況です。
(つづく)