【登山・脱初心者】黒岳石室で初小屋泊・星景写真とご来光写真を撮影!《Day2》

桂月岳日の出1
目次

星景写真撮影に挑戦!

使用するカメラ機材について

前回

 登山に凝り出す少し前から、星空の写真撮影を始めました。星空の撮影は、山の中がとても条件が良いので、自ずと登山&星景写真撮影という組合せに魅力を感じるようになりました。

 そうした考えから、登山などアウトドアでの使用を視野に入れて防塵防滴仕様に優れたペンタックスの機種を購入しました。

 この機種はもう生産終了となっていますが、長らく初心者向けの一眼レフ機として人気があったものです。私としても、人生初レフ機だったので、お世話になりましたし、愛着も感じています。今は別機種のKP使ってますが。

 ただし、この系統の機種には、「黒死病」と言われる不具合が生じる個体もあるので、気にされる方は注意が必要です。私も一度修理に出しました。

黒岳での星景写真撮影

 夕食後、早々と睡眠体勢に入り、深夜にタイマーセットして爆睡しました。午前1時頃?だったか、定かでありませんが、タイマーで目覚め、撮影準備を始めました。

 この撮影のために、三脚も持ってきたのですが、なんと雲台を忘れてしまいました
 このため、せっかく持ってきた三脚にカメラをセットすることができず、大いに焦り、困り果てましたが、石室の外にある、食事用のテーブルの上にカメラを直置きして撮影する、というその場しのぎ手法で、撮影をしました。

星景天の川
うっすらと天の川
星景オリオン
早朝のオリオン座

 こうした非常事態にうまく対応できるほどの撮影力もなく、あまりうまく撮れませんでしたが、何とか星を写真に収めることはできました。

 撮影力もさることながら、忘れ物防止を徹底しないといけませんね。

 ちなみに、ペンタックス機の一部は、星空撮影用の追尾装置を利用でき、私もこちらのogp1を利用しています。

 なお、2022年には、後継機種のogp2が発売されていますので、これから購入される方はこちらの方が良いかと思います。

桂月岳でご来光、そして下山

 星景写真の撮影後、再び眠りにつき、早朝にまた起きます。今度は、桂月岳でのご来光に行きます。

 前日の夕方に下見をしていたので、落ち着いて登っていきます。
 山頂はすぐに到着しましたが、大きな岩がゴロゴロしている岩場で、既に人が結構集っていました。

 ご来光に向けて写真撮影の準備をしながら、慎重に試し撮りを行います。
 この日は、午前5時くらいが日の出時間でした。雲が多い天候でしたが、徐々に周りが明るくなる中、太陽さんがひょっこり現れました。

桂月岳日の出1
桂月岳日の出1
桂月岳日の出2
桂月岳日の出2
桂月岳日の出3
桂月岳日の出3

 日の出といえば、お正月の初日の出が印象に残っており、海を背景に水面から顔を出すイメージが強かったのですが、こうして雲間から現れる太陽の力強さに大変感動しました。

 物凄いパワーを感じ、私自身も力が漲る、そんな感覚になりました!このような感覚は、人生でも稀なことだと思います。それくらい感動の経験となりました。

桂月岳下山、石室へ

 しばらくご来光を堪能し、周りが完全に明るくなってから、石室へ向けて下山しました。

その途中、黒岳石室方面をパチリ。

桂月岳から黒岳石室
桂月岳から黒岳石室

黒岳石室から下山へ

石室に到着後、朝食をとりました。
そして、そのまま黒岳山頂を経由して下山。

やはり天候は霞がかかる不安定な状況でしたが、途中、スッキリとした見通しとなることもあり、まねき岩がクリアーに見えました。

まねき岩
まねき岩

黒岳登山道の周囲にも、秋の気配が近づき、木の実は赤く、葉も色づき始めています。

赤い木の実
赤い木の実

その後は、順調にロープウェイまで下り、長かった山行もついに終了しました。

まとめ

 初の小屋泊ということで、黒岳山頂まではファミリー登山、その後は単独行という変則的なスタイルとなりましたが、概ね予定どおり進めることができました。感じたことをまとめると、

  1. 高山では夜は寒い。防寒対策は必須
  2. シュラフや食料など荷物が多くなる。忘れ物をしない工夫が必要
  3. 時間を有効活用する。早寝早起きが基本

といったところでしょうか。

 登山ステップ2は成功ということで、さらに経験値を積んで、ステップ3のテント泊を目指していきます。

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この記事を書いた人

北海道暮らしの50代。
妻と子2人の4人暮らし。

アウトドアにハマり出したが、コロナ禍で停滞。

低山から高山縦走まで幅広く楽しむ登山や
原流域での渓流釣りを中心にアウトドアライフ
を楽しみ、、皆様にもお役立つ情報を発信して
いきます!

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