・黒岳石室の近くには、ご来光で有名な桂月岳があります
・エゾシマリスも活動していて、かわいい姿を見ることができます
・シュラフの選び方には悩みました
翌朝に向けて桂月岳偵察
(前回)
石室に到着後、夕食の時間まで間があったので、翌朝ご来光を見に行くつもりの桂月岳を下見に行きました。
真っ暗闇の中、ヘッドランプだけを頼りに登山をするのも不安だったので、安心のため確認します。
と言っても、山頂まで登る気力はなかったので、登山道ルートや周囲の状況を確認して帰ってきました。
その帰り道、偶然、エゾシマリスちゃん(?と思う)に会いました!
何やら素早く動いてましたが、意外と物おじしないタイプで、自分から人間に近づいてきましたよ。
エゾシマリスとの邂逅を楽しんみ、再び山室に戻り、夕食をとりました。この日は、確かサトウのごはんにレトルトカレーだったと思います。
お湯を沸かす道具、クッカーやバーナーは前年にゲットしていましたが、本格的な調理は未経験だったので、レトルト中心の献立にしてたような気がします。
いずれにしても、満足・満腹ですぐに眠くなりました。
小屋泊道具
初の小屋泊となるのですが、シュラフをどうするか、事前にかなり悩みました。小屋でシュラフを借りることもできますが、今後のことを考えて購入することに。
しかし、シュラフは登山用の本格的なものは相当高額です。しかも寒さ性能によって値段が異なるということで、商品選択には大いに悩むことになりました。
ダウンの量が少ないものは寒さ性能は劣るもののお値段は安い、ダウン量が多くなれば寒さ性能は上がるがお値段は高くなる、ということで、どちらを重視するかが問題になります。
いろいろ悩みましたが、間をとって最終的には、モンベル製のダウンハガー800#3を購入し、小屋へ持参することにしました。
商品的には既にモデルチェンジされていますが、これと同種のものを購入しましたので、念のためリンクを貼っておきます。
シュラフ使用の経験値を高め、今後に役立てようという思いで購入しましたが、シュラフ自体はかなり暖かく、快適に眠ることができました。
なお、シュラフカバーの購入も検討しましたが、これまた値段が張ることから、モンベルの
タイベック スリーピングバッグカバー
という安めの商品を購入し、使用しました。
シュラフはその後も使い続けており、子供用も購入しました。性能的にも、真冬は使わないので、十分だったかな、と思っています。
また、夜中に星景写真撮影もするつもりでいたので、寒さを予想し、無印良品のダウンベストも持っていきました。袖のあるジャケットタイプの方がよかったかもしれません。
シュラフで快適睡眠
こうして、夕食後、早々にシュラフを広げ、眠ることにしました。
石室の山小屋は、この日は比較的空いていて、場所は自由に選べました。寝床は上下2段になっているのですが、寒さも考え、上段にしました。
もうこの頃には、気力・体力が限界に達していたため、写真はほとんど撮っていません。このため、記憶も曖昧となっておりますが、星景撮影に備えて、目覚ましを深夜にセットし、シュラフに入ると疲れもあったのか、あっという間に寝てしまいました。
(つづく)