・廃線間近の留萌駅に行ってきました。
・駅そばで、ニシンそばを食べる計画。
・時間の関係で、列車ではなく車で行きました。
留萌本線の廃線
2023年3月末、JR北海道の留萌本線の一部が廃線となります。
これに伴い、留萌駅が廃止となり、その後は老朽化のため解体撤去されるらしいと知りました。
幼少時、親戚を訪ねるのに留萌線を利用した程度でしたが、少々胸に迫る思いがあり、
駅にある立ち食いソバ屋でソバを食べる!ということで行ってきました。
留萌駅の様子
早朝に出発し、留萌駅には午前10時半ころ到着しました。
留萌駅を間近で見るのは、何十年振りか、というくらい久しぶりです。
幼少時の記憶では、多少の賑やかさがありましたが、午前ということもあり、
寂しい感じでした。。。しかし、駐車場は一杯。
立ち食いそば
駅内に入ると右手にありました!立ち食いそば屋さん!!
昔ながらの風情で、ちょっといい感じです。
すでに若干の行列が出来ていて、慌てて並びました。
幸にして、さほどの時間は掛からず順が来まして、
ニシンそばを注文!(おにぎりは既に品切れていました)
立ち食い横のテーブルスペースでいただきました。
私的には、ニシンそばは道内では意外と食べる機会がなく、
むしろ東京や京都で、数度食べたことがあるだけでした。
しかし、お世辞ではなく、美味しかったです。
シンプルなそばに、ドーンと身欠きニシンが鎮座。
甘辛さがそばの出汁とマッチして程よいハーモニー。
今後は、積極的に注文してみようと思います。
記念入場券
食後は、駅内をひと回り。
廃線に向けて、駅の歴史展示や往年の鉄道車両などの写真展が行われていました。
そんな中、思い出の品として、記念乗車券を購入しました。
訪れたこの日、午前10時、11時台は、上下線とも列車の入線がなく、
最後の頑張りを見せる列車の勇姿が見られなかったのは残念ですが、
久しぶりに、そして最後の留萌駅に訪れることが出来て、大変良かったです。
まとめ
留萌本線は深川近辺ではしばらく存続先する、ということですが、
私の中の、思い出の留萌線を見るのは今日が最後となりそうです。
本当は、JRを利用して留萌に行きたかったのですが、列車の本数が少なく、
予定が立たないため、車で行くことになりました。
留萌までは高規格幹線道路が整備されていて、車で短時間で快適に移動できるようになりました。
帰り道、これじゃ線路がなくなるのも当たり前だね、そんな思いが去来しました。
しかし、車を運転しない、あるいは出来ない方々にとって、こうした世の中に
なっていくことは良いことなのか、さらに思いを巡らせながら、帰ってきました。