・近くの山だけでなく、いろんな山に登ってみたいなー
・縦走になると、小屋泊やテント泊も必要になるねー
・どういうふうにステップアップして行こうか。。。
・少年の日の夢、縦走を実現したい!
・このため、登山のステップアップ作戦を考えました。
登山のステップアップをどう進めるか?
登山のステップアップ
登山を始めると、だんだん欲が出てきます。
小屋泊をしてみたい、いつかテント泊もしてみたい、
そう思う方は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
そこで、登山技術のステップアップをどのように進めていくのか、私が実践した方法を皆様に公開してみたいと思います。
私の登山イメージ
50代の私が登山にハマり出したキッカケは、近所の低山に登ったことです。
何回か低山登山を繰り返すうちに、この後どのような山に登って行こうか、という思いに駆られるようになりました。
私の登山初体験は、小学4年の時の大雪山系旭岳登山でした。家族4人で何とかかんとか山頂に辿り着き、疲れ果てる中、山頂のその先には何があるのか、どのような景色が待っているのか、とても気になりました。
父はそんな私に、
・山から山へ登山をしていくことを「縦走」というのだ
・縦走は山の中で泊まるので、体力が必要だ
といったことを教えてくれました。
この経験の印象は大変強烈で、その後の人生で、縦走や登山での泊まりについて思いを巡らせることがしばしばありました。
これが私の登山の原体験であり、登山イメージとなりました。
登山ステップアップの作戦
そして長い時を経て、再び登山を始め、周辺の低山登山を経験する中で、幼い頃の夢、「縦走」の達成に向けて、先達のブログや登山本を参考に、自らの登山ステップアップをぼんやりと考え始めるようになりました。
直接のキッカケは山での食事がおいしかったことです。その印象から、登山を趣味にしてみてもいいかなと思いました。
そして、山でのオヤツが最高に美味しかったので、その後の低山でも昼食にカップラーメンを食べたりしていましたが、やはり最終的にはテント泊をして、夜は美味しいご飯を食べたい!という希望が沸々と湧き上がって来ました。
そうした長年のぼんやりした思いと、山での食事の楽しみが重なり、登山ステップアップの具体像を作戦として立ててみました!
こうした段階を踏んで、目標に近づいていこうと考えました。
ステップ1
まず最初のステップ1は低山登山です。
やはり、安全・安心な低山で、基礎的な技術や経験を積むことはとても重要です。上り・下りの違い、ペース配分、登山靴や道具の使い方などは低山登山を繰り返すことで自ずと体得していけます。
まずは、2シーズン、2年ほどかけて、好きな低山を巡ってみるのが良いのではないでしょうか。
私のステップ1実践記
一番最初に登った低山を皮切りに、いくつかの低山を経験し、その後、低山経験の集大成として、2018年6月、支笏湖近くの樽前山にチャレンジしました。このときも、子どもと一緒に登りました。
道内には近場で魅力的な低山が数多くありますが、樽前山は登山道が整備されていて、7合目まで車で行けるという魅力があり、子連れ登山でも安心ということで、ここをステップ1のゴールに設定してみました。
そして、さらに大雪山系黒岳、旭岳にも挑戦していきます。
ステップ2
次のステップ2では小屋泊を目指します。
小屋泊をすると、行動範囲が広がります。そして、一つの山から次の山へという縦走も時間的に余裕を持ってできるようになります。山で食事をとり、眠るという経験は、非日常の極みでとても素晴らしい経験になります。
北海道の山小屋は本州方面とは随分と趣が異なるようで、食事などの提供はなく、基本、管理人がいる雑魚寝方式で食事は自分で準備することとなります。
北海道内の場合、山小屋はそれほどの数はなく、初心者が挑みやすいところでは、大雪山系黒岳の山小屋がよくオススメされています。
私のステップ2実践記
私も最初の小屋泊は黒岳でチャレンジしました。この時は、さすがに子連れという訳にもいかず、単独行となりました。
黒岳の山小屋は、シュラフはレンタル可能です。ですが、私はこの小屋泊に向けて、シュラフを購入しました。シュラフはテント泊でも当然必要となります。テント泊資材は全部を一辺に揃えると大変高額になるので、負担平準化の意味もあり、この年に、思い切って購入しました。
黒岳周辺の大雪山系の山には、他にもいくつか山小屋がありますが、1泊2日の行程ではなかなか厳しく、他の山小屋はステップ3の中で挑戦してみたいと考えています。
ステップ3
そして最後のステップ3はついにテント泊にチャレンジとなります。
小屋泊と異なり、寝床を自分で用意することがポイントになります。このため、テント泊では、これまでの登山に比べ装備が増えます。背負う重量もかなり重たくなります。
事前準備として、テントそのものの購入やザックの新調などをしなければなりません。この準備は面倒ではありますが、自分の山行スタイルも考えながら行わなければならず、大変重要です。
また、いきなり山の中でテントを張るというのも、危険です。山中は風雨が強く、うまくテントが張れなければ、テント自体が風に飛ばされてしまう、ということもあるそうです。
山に入る前に、テント設営の段取りや細かな点をしっかりとシミュレーションしておく必要があります。
私のステップ3実践記
私も、こうした事前準備、予行演習を重ねながら、大雪山系旭岳でテント泊を初体験しました。この時も子連れでチャレンジです。
道内では、テント泊ができる山は数多くありますが、2泊以上が必要なキャンプ場が多いため、経験を重ねながら、ゆっくりと訪ねていきたいと考えています。
まとめ
私の場合、大雑把にまとめると、このようなステップを経て、最終的にテント泊までクリアしました。
クリアまでは右往左往もありましたが、意外にスムーズに進んだかなと思っています。
とはいえ、まだまだ登山の経験は少なく、これからも精進が必要と感じています!少しずつ、楽しみながらキャリアを積んでいこうと思います。