・登山ステップ1の仕上げとして、樽前山にチャレンジ
・山頂昼食のための装備も準備
・子連れ登山で無事登頂達成!
・山頂には虫が多いので、食事のときは注意を!
樽前山に至るまで
一番最初に登った低山を皮切りに、いくつかの低山に登り経験を積みました。
自宅からほど近い低山で修行に励み、そろそろステップアップ作戦その1を完成段階にもっていこうと思い、
適当な山を探しましてみました。
そこで候補となったのが、支笏湖近くの樽前山でした。
私がステップ1の完成段階に求めていた山の条件は、
- 標高が1000m程度
- 日帰り圏内
- 登山行程自体が比較的楽
といったものでした。
樽前山は、これらの条件をことごとく満たしており、2018年6月、トライすることを決めました。
樽前山のロケーション
樽前山までは、札幌方面からなら支笏湖畔を経由するか、千歳経由で行くことになります。
車で1時間から1時間半程度となります。
登山口の7合目まで車で登ることができ、駐車場が設けられています。
ただし、途中の5合目にゲートがあって、7合目の駐車場が満車になると、ここでしばらく待たなければなりません。最近は、登山人気もあり、駐車場が混み合うことも多く、注意が必要です。
登山準備
樽前山登山で是非実行してみたかったことが、山頂でのカップラーメンでした。
そこで、山頂でお湯を沸かすため、バーナー(ストーブ)を購入することにしました。
とりあえずなら保温ボトルでも良かったのですが、後々まで使うことを考え、
買っておこうということで、長く使えそうなものを選びました。
マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
また、お湯沸かし用に、モンベルのコッヘルもついでに買いました。
こちらも、単にお湯を沸かすだけなら、小さなもので良かったのですが、後々の小屋泊や
テント泊を視野に入れ、大小2セットがコンパクトにセットとなったこの商品を選びました。
モンベル(mont‐bell) アルパインクッカー ディープ11+13セット
登山開始
樽前山初チャレンジも、子どもと一緒です。
意気揚々、山に向かいましたが、登山口は混んでいて、5合目ゲートで車が列を成して
待っている状態でした。
しばらく待っていれば空くことが多いのですが、この時はそんなことも知らず、焦って
5合目付近に駐車し(言えば、係員の方に案内されます)、7合目まで歩くことにしました。
気持ちがはやっていたので、致し方ないのですが、7合目までダラダラの砂利道を延々と歩くことになり、
かなり体力を削がれました。
7合目からは、木々の繁る登山道を登り、少し開けたところに、支笏湖の展望スペースとなる休憩コーナーが
設置されています。
<支笏湖方面>
その後、しばらく登っていくと、森林限界を超えるようで、樹木はなくなり、
荒涼たる風景に一変します。
足元もザレていて滑りやすいのですが、途中までは階段が整備されています。
しばらく、ザレた道をトボトボ登っていくと、山頂近く手前の分岐点となります。
ここからは、溶岩ドームが間近に見え、達成感が感じられます。
ここまで来たら、山頂まであともう少し。子どもと声をかけ合いながら、
力を振り絞って歩みを進めます。
<標識>
<溶岩ドーム>
<山頂方面>
分岐点から30分も経たずに山頂到着です。
写真で見ると結構な急登ですが、距離がそれほどでもないので、一踏ん張りで山頂に着きます。
山頂到着、そして虫が一杯
山頂で記念撮影パシャ!
初の1000m級登山を達成し、充実感あふれる一枚。
虫が飛回る中、山頂ご飯
ここで、お楽しみの昼食タイム。
このために準備したバーナーやコッヘルを使って、カップラーメンをいただきます。
比喩ではなく、人生最高のカップラーメンとなりました。
ご飯のときは虫に要注意!(多数飛んでます!!)
ただ、山頂はアブ?なのか、飛んでいる小さな虫が多く、食事には難儀しました。
後に、樽前山に来たときもやっぱり虫が多かったので、何か特徴的なんだと思いますが、
口に入ってこないよう、注意した方がいいです。
下山
下りは景色を楽しみながら、余裕を持って進みました。
足元はザレているので、滑りやすくときどき、ズルっといきます。
子どもは、下山中に2回くらい滑って転んでいました。
まとめ
こうして初の1000m級となる樽前山登山を達成しました。
登山道はしっかり整備され、様々な表情が楽しめる山だな、と思いました。
その後も、年1回は登っていますが、楽しめる山です。
ステップ1を達成し、次はいよいよステップ2、小屋泊への挑戦になります。