・テント泊には大きめのザックを用意した方が良いです。
・パッキングが上手くなるまでは、とにかく収納力重視がベターと思います。
・私は60Lサイズのザックを購入しました。
テント泊用のザックとは
登山初心者が最初に購入するザックは、大抵日帰り用のザックだと思います。こうした日帰り用ザックは容量が小さく、テント泊に対応できないことが多いのではないでしょうか。
私が登山ステップ2までで使用していたのは40Lクラスのザックですが、テント泊ではこのサイズに不安を感じ、新しいものを購入することにしました。
これまで使っていた日帰り&小屋泊用ザックは、ドイターのフューチュラプロという商品になります。
色はブルーを購入しました。大変使いやすいザックで愛着も湧いていたところなのですが、小屋泊のためにシュラフを入れただけでかなりパンパン。
テントも一緒に入れるのは、ちょっと厳しいかなという状況でした。
そこで、テント泊用の大型ザックの検討を始めました。
候補の顔ぶれ
まず、容量をどうするか?がぽいんとになります。
テント泊用に必要な容量は諸説ありますが、60L以上をお勧めする例が多いように思われます。
最近は、UL(ウルトラ・ライト)という軽量での登山も流行っていますが、初心者的には「大は小を兼ねる」ということで「大きいことはいいことだ」という
考えになりがちです。
実際、私もそうでした。一時期は80Lクラスも真剣に検討していましたが、大容量ザックはザック自体の重さが増すこと、せいぜい2泊が限界で3泊以上への対応余力は過剰になりそうだったこと、などなどからサイズはもう少し絞り込むことにしました。
そこで、検討候補となったのはこの2つ。
登山用具店で、背面長を調整してみたり、実際に背負ったり、肩とベルトの隙間を確かめてみたり、
歩いてみたり、座ってみたり、悩みまくりました。
メリ・デメ
私の極めて個人的な評価は次のとおりです。
内 容 | バルトロ | イーサー |
価 格 | ✖️ | ○ |
背負い心地 | △ | ○ |
ギミック | △ | ○(天蓋がアタックザックになる!) |
世間的評価 | ○ (ザック界のロールスロイス) | △ |
バルトロはザック界のロールスロイスとも呼ばれているようですが、やはりお値段が高い、
ということで尻込みをし、最終的にイーサーを選択しました!
イーサーAG60に決定!
このイーサーAG60は、とてもお気に入りでして、詳しい商品解説は若干バージョンが異なりますが、
↓このリンクで、公式ホームページを参照してください。
気になる点
これまで、特に問題なく使用していますが、若干気になる点としては、
- 内部へのアクセスが全面ガバッと方式ではなく、片側ファスナーのみであること
- ザックの自立性が低いところ
- 気室の仕切りが外せないこと(四点のうち二点が外せるのみ)
くらいでしょうか。
大変、機能的で十分に満足しています。
まとめ
テント泊用ザックの選び方をご紹介しましたが、選び方や重点をおくポイントは人それぞれだと思います。
私は、お値段その他の事情で、イーサーを選択しましたが、バルトロも凄く人気があるようです。
実際に選ぶときは、是非店頭で担いでみて、ザックを体感して購入することをお勧めします。
(つづく)