【登山ステップ2と3向け】密かに重要な登山道具3選<後編:コンプレッションバッグなど>

コンプレッションバッグ

・登山ステップ2やステップ3では、どんな道具が重要なのかな?

パパンゴ

・そうですね。山で泊まることになるので、寝袋やテント関連の道具が重要になるかな。
・今回は、実はとっても便利なコンプレッションバッグコンプレッションドライバッグを紹介していきます!

目次

登山ステップ2で重要な道具〜コンプレッションバッグ

意外に重要な登山道具3選として、前回はヘッドライトをご紹介しました。

ステップ2や3ではマストなアイテムですが、低山登山中心のステップ1の段階から用意をし、使い方に慣れておく、といったことをご説明しました。

今回は、まず登山ステップ2での隠れ重要道具ですが、コンプレッションバッグをおすすめしたいと思います。

コンプレッションバッグとは?

コンプレッションバッグは、衣類などの圧縮袋と同じで、空気を抜いて容量を圧縮するバッグです。

登山では、特に寝袋のように、嵩張るけれども空気で膨らんでいるものが結構あります。
ダウン製の寝袋は代表選手ですが、ほかにもダウンジャケットやダウンパンツ、寝袋のカバーなども嵩張りますね。

そういったものをそのままザックにしまうと、あっという間にパンパンになってしまいます。

そこで、コンプレッションバッグの出番です。

嵩張るものをバッグに入れて、空気を抜くと、体積は半分くらいに縮みます!このように、圧縮をかけてスペースを稼ぐことで、効率よくザックのパッキングができるようになります。

ということで、寝袋を使う登山ステップ2では、このコンプレッションバッグがとても重要となってきます。

実際の使い方

コンプレッションバッグ
コンプレッションバッグ

私は「SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) 」の「ウルトラSIL eVENT コンプレッションドライサック S」を使っています。

こちらの商品を選んだ理由は、

  • まず、防水性能があることです。

コンプレッションバッグには最も嵩張る寝袋を入れることになります。そして、登山用寝袋はダウンを使っている場合が多いです。ダウンは水が大敵で、濡らすと保温効果がガタ落ちとなります。

ということで、寝袋を収納するバッグには絶対的に防水性能が求められれます。

  • 次に、豊富なサイズ展開があることです。

この商品には、XXS(3.3L)、XS(6L)、S(10L)、M(15L)、L(20L)と5種類のサイズ展開があり、自分にあった容量を選択できます。

  • そして、圧縮に道具不要な点もあります。

この商品は、底面が特殊な繊維になっていて、そこから空気が抜けていく構造になっています。写真だとオレンジ色の部分になります。

空気を抜くには、自重でプレスをかけるだけなので、とてもお手軽です。
ここは優れた点ではないかと思います。

登山ステップ3で必要な道具〜コンプレッションドライバッグ

コンプレッションドライバッグとは?

登山ステップ3ではテント泊を目指します。なので、登山用テントを使うことになります。

山では、温度変化が激しく、朝には朝露がテントにびっしりとつきます。
しばらく時間が経つと乾燥することもあるのですが、日の出前にテントを畳んで出発することも普通にあります。

そうした時に、濡れたテントの収納が問題になります。

テントを収納する袋として、専用スタッフバッグがテント本体に付属していることが多いのですが、防水性能はない場合が多いです。このため、濡れたテントを収納してしまうと、水が染みてきてザックの中の荷物も濡れてしまうことになります!

ザックの中には濡れたらまずいものがあります。特に寝袋が濡れると死活問題です。

こうした場合に備えて、ドライバッグを用意しておくと便利に使えます。

ドライバッグは防水性能があるため、普通は濡れたらまずいものを収納するのに使いますが、
逆に濡れているものを入れて、その水分を閉じ込めておく、という使い方
もできます。

朝露に濡れたテントを畳んでここに収納し、水濡れをシャットアウトする。とても簡単で便利な方法です。

コンプレッションドライバッグは、ドライバッグにコンプレッション機能がついているもので、空気を抜いて圧縮できる商品になります。

実際の使い方

コンプレッションドライバッグ
コンプレッションドライバッグ

様々な先人の情報を分析して、コンプレッションドライバッグは「SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) 」の「EVACドライサック 5L」にしました。

私の使っているテントは、モンベルのステラリッジ2ですが、レインフライを収納するには、この商品の5Lサイズがちょうどいいです。

濡れたレインフライを素早く畳んで、そのままこのバッグに収納する。そして、コンプレッション機能もあるので、体重をかけて空気を抜くことで、かなり嵩が小さくなります。その上で、ザックに収納すれば、水濡れの心配なく、安心して行動できます。

こういった工夫した使い方で、水濡れから解放されるのは、精神衛生的にとてもいいと思います。おすすめです!

私の購入当時とは、色などが異なっていますが、同様の商品をリンクしておきます。

まとめ

2回にわたってご紹介してきた、脱登山初心者のための密かに重要な登山道具。いかがでしたでしょうか?

私自身、初心者に近い中級者くらいなレベルで、拙い経験しかありませんが、「これは便利」と思った道具を前回とあわせて3つ紹介させていただきました。

登山ステップに応じて、徐々に道具を揃えていくと、後々楽なので、ぜひ参考にしてください!!

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この記事を書いた人

北海道暮らしの50代。
妻と子2人の4人暮らし。

アウトドアにハマり出したが、コロナ禍で停滞。

低山から高山縦走まで幅広く楽しむ登山や
原流域での渓流釣りを中心にアウトドアライフ
を楽しみ、、皆様にもお役立つ情報を発信して
いきます!

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